8月30日(金) コスト高対応研究会

ARECでは昨年度から、地方創生実践プラットフォーム基盤強化事業として、多岐にわたるプロジェクトの支援や研究会を開催してきましたが、その一環で今年度新たに「コスト高対応研究会」を以下の通り実施しますので、会員企業の皆さまのご参加をお願いいたします。

【研究会の趣旨・目的】
経済の不確実性の中で事業を守り、発展させるためには、実践的な知識と戦略が不可欠です。物価高騰、コスト増加、原材料価格の上昇、輸送コストの高騰、円安などの課題に対処するためには、この地域の企業が結集し、知恵と経験を共有することが重要と考えます。
この研究会はAREC会員企業を参加メンバーとして、コスト高への対応策を学びます。そのなかで、会員企業にプレゼンをお願いし、実践されている事例や抱えている課題を紹介していただきます。そして意見交換や交流会を通じて共に学び合い、実践的な対策を練る場として活動します。また、会員企業の連携を深めることも大きな目的としています。

■日程:第1回:2024年8月30日(金)14:00~18:00
    第2回:2024年10月2日(水)予定
    第3回:2024年11月21日(木)予定
■会場:AREC4階会議室(信州大学繊維学部内)+オンライン
■対象企業:AREC・Fiiプラザ会員企業限定
■参加料:無料
■申込:申込フォームよりお申込みください。または、所属・氏名・連絡先・参加方法を事務局までご連絡ください。【第1回目 申込締切 8月20日】

■開催内容
【第1回】8月30日(金)14:00~18:00
14:00~14:05 主催者あいさつ
14:05~15:25 ゲスト講演(ファシリテーター 滝沢コーディネータ)
           サムライ・スティール合同会社(大阪市) 代表 鈴木 利博 氏
【講演概要】
調達コストの合理化(抑制&削減)に加えて、営業面でどうしたら、値上げが迅速かつ効果的に認めて貰えるか(価格転嫁)。営業職能から調達職能に転換した双方の論理心理を把握した強み・経験に裏打ちされた実践事例をお話いたします。中小企業経営者の様々なお悩みにもお応えいたします。
【講師紹介】
商社での仕入販売、電機メーカー本社での調達経験を経て2017年に製造業向けの調達コスト削減に特化したコンサルティング企業を起業。原材料系を中心とした直接材全般と、間接材は高難度品を中心に、日本の製造業を全力応援中。

15:30~17:00 地元企業様のプレゼンテーション 「コスト高対応の現状、課題、対策、提案」
(1)15:30~16:20 上小トラック協会会長・諏訪梱包運輸(株)代表取締役社長 浅川 健司 氏
   「企業間物流の現状と展望 ~東信地域運送業の課題~」
     1.トラック協会について   現在のトラック協会の案内および説明
     2.運送業の原価       トラック運送業の原価の現状
     3.運送業の現状とこれから  現状の運送業の立場と課題、今後予想される運送の変化
(2)16:20~17:00 上田プラスチック株式会社(上田市) 代表取締役社長  飯島洋一 氏
   「生産性改善の取組(自動機機械の開発、生産、導入を通して)」
講演概要:
弊社は15年ほど前から自社内での自動機開発やロボット製作に取り組んできました。生産性改善の効果はもちろんの事、それ以外のプラスの面やマイナスの面などをたくさん経験しました。そのあたりのお話しをさせていただければと思います。

17:00~18:00 意見交換会、交流会・名刺交換会(コーヒータイム)

【第2回】10月2日(水)14:00~18:00【予定】
14:00~15:30 ゲスト講演 (ファシリテーター 小島庄司 氏)
   Dao and Crew株式会社(神戸市) 代表取締役 小島 庄司 氏 他
   「アジア時代を生き抜く日本的経営」

15:30~17:00 地元企業様のプレゼンテーション 「コスト高対応の現状、課題、対策、提案」
  (1)有限会社長野エーシーエス(坂城町) 代表取締役  田野口 直生 氏
  (2)(調整中)

17:00~18:00 意見交換会、交流会・名刺交換会(コーヒータイム)

【第3回】11月21日(木)14:00~18:00【予定】
14:00~15:30 ゲスト講演  信金中央金庫 地域・中小企業研究所(予定)

15:30~17:00 地元企業様のプレゼンテーション「コスト高対応の現状、課題、対策、提案」
  (1)株式会社ガイアスジャパン(上田市) 代表取締役  岡野 茂春 氏
  (2)(調整中)

17:00~18:00 意見交換会、交流会・名刺交換会(コーヒータイム)

■第1回開催チラシはこちらよりダウンロードください。