11月21日(木) 第3回コスト高対応研究会
経済の不確実性の中で事業を守り、発展させるためには、実践的な知識と戦略が不可欠です。物価高騰、コスト増加、原材料価格の上昇、輸送コストの高騰、円安などの課題に対処するためには、この地域の企業が結集し、知恵と経験を共有することが重要と考えます。
この研究会は地域の企業を主要参加メンバーとして、コスト高への対応策を学びます。そのなかで、地元企業の皆さまが実践されている事例や抱えている課題を紹介していただき、意見交換や交流会を通じて共に学び合い、実践的な対策を練る場として活動します。また、地元企業の連携を深めることも大きな目的としています。
■日時:2024年11月21日(木) 14:00~18:00
■会場:AREC4階会議室 (上田市常田3-15-1 信州大学繊維学部内)
■開催方法:会場及びZoomオンライン
■参加料:無料
■申込:申込フォームよりお申込みください。または、所属・氏名・連絡先・参加方法を事務局までご連絡ください。
■チラシはこちらよりダウンロードください。
■プログラム
14:00~15:20 ゲスト講演
信金中央金庫 地域・中小企業研究所 上席主任研究員 鉢嶺 実 氏
「付加価値向上の実現へ向けてカギを握る中小企業の「価値創造」とは」
【概要】デフレマインドに支配された「失われた30年」が既に過去のものとなりつつあるなか、コストアップに直面する中小企業の価格戦略も新たな局面を迎えています。本講演では、適正価格の実現に挑む中小企業の「価値創造」への取組み事例を通じて、付加価値向上の実現へ向けてのヒントを探っていきます。
15:30~17:00 地元企業様のプレゼンテーション
(1)株式会社ガイアスジャパン 代表取締役 岡野 茂春 氏
「軽自動車サブスク市場を切り拓いたブロッコリーの発想と戦略」
【概要】大手自動車メーカーがサブスクを一つの戦略にし切れていない現状がある一方で、軽自動車の中古車販売を手掛ける田舎の経営者がサブスクで業績を伸ばしてきた発想や背景と、数々の困難を乗り越えた経営戦略についてお話しします。要は、お客様が「使い続けたい」と思えるサービスを提供できるかであり、これは他業種の会社経営にも通じるものであると思っています。
(2)カネテック株式会社 代表取締役社長 戸島 孝幸 氏
「コストダウンと生産性向上に向けた取り組みとその難しさ」
【概要】日々の自己研鑽、自己啓発によって日常の業務を一歩前に。全社一丸となっての取り組みに必要な環境づくりについて自社で行っている事などを交えご紹介をさせていただきます。
17:00~18:00 意見交換会、交流会・名刺交換会(コーヒータイム)