10月10日(木) 第271回リレー講演会(農林水産分野)

■日時:2024年10月10日(木) 13:30~17:15
■会場:AREC4階&Zoomオンライン(ハイブリッド形式)
■参加費:無料

■講演1  13:30~14:30 
演題:「樹木の根っこ研究から考える生物多様性と森林の未来:みんな違ってみんないい」
講師:信州大学 理学部 理学科 物質循環学コース 准教授 牧田 直樹 氏
概要:樹木の根は土壌中の養分や水分を吸収して樹木の成長を支えています。また、地中に張り巡らされた根は巨大な樹木を安定して支える役割も担っています。しかし、樹木の根は葉や幹などの地上部と違って地面の下に隠れているため、その姿形や成長の様子、また実際の役割については、あまりよく分かっていません。すべての樹木の根は、まったく同じ姿や形をしており、同じ機能を果たしているのでしょうか? 残念ながらインターネット上の検索エンジンで検索しても確かな答えはでてこないかもしれません。本講演では、「大事そう」という認識はあるものの、なかなか脚光を浴びない「樹木の根っこ」に着目し、いろいろな樹種の特徴を探りながら、森林の現在の課題と将来の展望をお話しできたらと思います。

■講演2  14:30~15:30
演題:「アグリ畜産・アクア水産事業に向けた新しい飼料のご紹介」
講師:マルイ産業株式会社 アグリ事業部 取締役部長 松川 滋氏
アクア事業部 取締役部長 下崎 眞澄 氏
株式会社エス・ディ-・エスバイオテック 講師調整中
概要:主に動物飼料の製造販売を行っている当社紹介に続き、今回は、SDGsの環境負荷軽減に取り組み、当社で新規製造しているカシューナッツ殻油含有飼料による牛が排出するメタンの削減について、メーカー講師から詳細のメカニズムについてご紹介する予定です。次に、プエラリア含有飼料によるチョウザメの全雌化および有胞子性乳酸菌の役割についてご紹介を行います。

<休憩10分>

■講演3  15:40~16:40
演題:「多様な内部環境が実現可能な高断熱ハウス ~植物工場から魚の養殖まで~」
講師:ジャパンドームハウス株式会社 専務取締役 篠﨑 学 氏
概要:特殊発泡ポリスチレン製ドームハウスは国土交通省が定める厳しい基準をクリアした部材で構成しています。厚さ200mmが誇る高気密、高断熱の弊社ドームハウスは高い耐久性、耐候性等さまざまな付加価値を備えており、昨今頻発している高温異常、自然災害においても栽培に関したリスクを大きく軽減。断熱性の高さから内部環境が年間通じて安定し、生産能力を向上させることが可能。栽培に携わる方々の肉体的負担等、様々なリスクも大幅に軽減し、空調負荷が軽減することでランニングコストの削減にも貢献するといった弊社ドームハウスが持つ性能や付加的要素、活用事例についてご紹介します。

■名刺交換・交流会 16:45~17:15 場所:AREC4階の交流スペース

■チラシはこちらからダウンロードお願いします。

■お申込みは以下フォームより、または、所属、氏名、メールアドレス、参加方法をARECまでご連絡ください。