8月8日(木) 第269回リレー講演会(環境・エネルギー分野)/脱炭素経営研究会第9回例会
■日時:2024年8月8日(木) 13:30~17:15
■会場:AREC4階(上田市常田3-15-1信州大学繊維学部内)
■開催方法:会場及びZoomオンライン(ハイブリッド形式)
■参加費:無料
■講演1 13:30~14:30
演題:「エプソンの環境経営~人と地球を豊かに彩る~」
講師:セイコーエプソン株式会社 地球環境戦略推進室 副室長 木村 勝己氏
概要:環境ビジョン2050に掲げるカーボンマイナスと地下資源消費ゼロに向け、脱炭素と資源循環を推進しています。具体的な取り組み事例として、再生可能エネルギー100%化や、地下資源を地上資源として循環させる活動、また環境技術開発の推進テーマについて紹介します。
■講演2 14:30~15:30
演題:「カーボンニュートラル実現に向けた省エネ技術」
講師:信州大学 工学部建築学科 教授 高村 秀紀 氏
概要:2050年カーボンニュートラルの実現に向け、建築がどのような対策をすればよいのかについて講演します。具体的には下記内容を予定しています。
・ZEB について
・省エネ建築の事例
・設備更新や改修による省エネ効果
・ 再生可能エネルギー
・手軽にできる省エネ対策
<休憩10分>
■講演3 15:40~16:40
演題:「中部電力パワーグリッド㈱の事業内容と脱炭素実現に向けた取り組みについて」
講師:中部電力パワーグリッド株式会社 上田支社 地域統括室 室長 福永 竜己 氏
概要:中部電力パワーグリッド㈱の送配電事業の概要と、脱炭素社会の実現と安定供給を支える取り組み事例を紹介します。カーボンニュートラルの主軸となる再生可能エネルギーを導入促進するための次世代電力ネットワークの方向性、地域マイクログリッドをはじめとする新たなエネルギープラットフォームなどの技術動向について、事例や課題を交えてご説明いたします。
■名刺交換・交流会 16:45~17:15 場所:AREC4階の交流スペース
■チラシはこちらからダウンロードできます。
■お申込みは以下フォームより、または、所属、氏名、メールアドレス、参加方法をARECまでご連絡ください。
当日の様子
第269回リレー講演会のテーマが「環境・エネルギー」と言うことで、脱炭素経営研究会第9回例会と併催としました。地球温暖化対策が喫緊の課題であることは言うまでもありません。連日異常な暑さが続き、ゲリラ豪雨の多発など異常気象を間近に感じられます。このまま温暖化が進むと、海水が増えて陸地が減る、動物や植物が減る、気候変動が起きる、病気が増える、食物が減る、などが起きると言われています。いや、すでに影響が出てきています。ゼロカーボンへの取り組みをそれぞれのお立場からお話していただきました。(宮坂)
■参加者の声
- 企業の取り組みがよくわかり、大変勉強になりました。
- SDGs推進室発足当初からずっとお手本として参考にしているエプソン様のお話を直接伺い、名刺交換する機会を頂けてとてもありがたい。
- 環境・エネルギーという切り口で、他企業や大学の取り組み、最新技術などを知ることができて良かったです。
- 初めて参加したが、期待していた以上に学ぶことが多く、非常に良かった。次回の講演を期待します。