5月16日(木) 第266回リレー講演会(産学連携分野)
■日時:2024年5月16日(木) 13:30~17:15
■会場:AREC4階&Zoomオンライン(ハイブリッド形式)
■参加費:無料
■講演1 13:30~14:30
演題 公立諏訪東京理科大学の現状と産学官連携の取り組み
講師 公立諏訪東京理科大学 機械電気工学科 教授/産学連携センター長 橋元 伸晃 氏
概要 公立諏訪東京理科大学では、「地域に開かれた大学」として、地域産業のニーズに応える実用型研究開発の推進をしています。より一層地域に貢献する大学として、地域に根差した最先端の研究と教育を通して地域創成を目指して、地域連携研究開発機構を組織化し、民間企業等に対する共同研究や技術支援、交流活動を推進してきました。産学官連携には様々な形がありますが、多様な連携事例や成果が生まれています。
今回は、公立諏訪東京理科大学の現状や産学官連携の取り組み、地域連携活動についてご紹介いたします。
■講演2 14:30~15:30
演題 地元企業/日本の企業を元気にしたい
講師 独立行政法人国立高専学校機構長野高専
地域共同テクノセンター長 ・(一社)長野高専技術振興会理事兼事務局長
工学科 機械ロボティクス系 / 電子制御工学科 / 専攻科 教授 田中 秀登 氏
概要 30年間の企業人生を活かした教育に取り組み、社会に出て活躍する学生を育てることで、地元企業/日本の企業を元気にしたいと考えています。現在は、長野高専地域共同テクノセンター長として、地域連携活動の窓口として活動させて頂いております。創立60周年を迎えた長野高専の動向、長野高専地域共同テクノセンター及び、田中研究室での取り組みなどについてご紹介させて頂きます。
近年では、ウシの鳴き声から感情分析手法の検討、デジタルツインを活用した予知保全や画像認識とAI学習を用いた自立走行に関する開発などを行っており、デジタルツインやIoT、AI学習などを活用した新たな価値の創出にウエイトを置き、研究活動を行っています。
<休憩10分>
■講演3 15:40~16:40
演題 佐久大学における産学官連携の事例紹介
講師 学校法人佐久学園 佐久大学・佐久大学信州短期大学部 学長 坂江 千寿子 氏
概要 長野県、企業、本学が企画・協働して開発してきた「足裏測定装置 通称あしけんフットプリンター」のこれまでの取り組みと、現在の小学校等での使用状況、解決すべき課題と今後の展望について紹介させていただきます。
■名刺交換・交流会 16:45~17:15
■お申込みは申込フォームからお願いします。
または、所属、氏名、メールアドレス、参加方法をARECまでご連絡ください。
当日の様子
企業の課題解決に向けた研究開発の推進は、産学連携によってより効率よく進展すると思われます。今回のリレー講演会は、公立諏訪東京理科大学、長野高専、佐久大学の“産学連携”の取り組み、企業との協力がもたらすシナジー効果、具体的な成功事例をご講演頂きました。(柳澤)