12月6日(水)開催第21回産学交流ラウンジ

■日時：2023年(令和5年) 12月6日（水）15：00～16：30
■開催方法：会場とオンラインのハイブリット開催
■会 場：信州大学繊維学部内AREC4階(上田市常田3-15-1)
■講 師：信州大学繊維学部　化学・材料学科　准教授　村井 一喜 先生
■演 題：「生体に倣い創り出す次世代のソフトマテリアル」
■概要： 生物の軟骨や筋肉に代表される軟組織 (多量の水を含む組織) は、構成成分の構造や
複合状態、その配向性 (集合体の向き) を制御することでその機能を発揮する。このような身近に
存在するとともに、優れた機能を持つ生体組織に倣い、分子構造や複合状態、配向性を制御した
ハイドロゲル(ソフトマテリアル) の研究が盛んに行われている。
そこで本講演では生物の“ものづくり”に倣い、温和な条件かつ分子が自発的に集合する作用
(自己組織化) を利用したソフトマテリアルについて講演者の研究を中心に紹介する。
近年注目されている“新たなソフトマテリアル”であるイオン液体 (常温溶融塩) に関する話しもする予定である。
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