第140回リレー講演会 【IT(情報技術)分野】

Category: リレー講演会
 AREC・Fiiプラザ 第140回リレー講演会を開催いたします。
 今回は【IT(情報技術)分野】の講演会です。
 ぜひ、ご参加ください。

 ■日時:2012年11月22日(木) 15:00~18:10
 ■場所:AREC [上田市産学官連携支援施設] 4階
 ■受講料:無料 ※終了後に講師を交えて名刺交換交流会開催(参加費無料)
 ■内容:
  (講演1)15:00~15:55
   演題『オープン化するIT 業界』
   講師:信州大学工学部 情報工学科 准教授 アサノ デービッド氏

    概要 IT 業界は大きな変化を何回も繰り返している。初期のころ、
       コンピュータは巨大なもので、専門家しか操作ができなかった。
       現在はコンピュータがポケットの中に入り、小学生でも操作が
       できるほど進化している。一方、コンピュータを動作させるための
       ソフトウェアも大きく変化している。コンピュータの操作とは逆に、
       ソフトウェアは複雑になり、開発や管理費が膨らんでいる。そのために、
       オープン化が進んでいる。本講演では、このオープン化とそれに伴う
       問題点について紹介する。

  (講演2)15:55~16:40
   演題『CAEを活用した県内企業への技術支援』
   講師:長野県工業技術総合センター 材料技術部門 設計支援部 研究員 小杉 俊 氏

    概要 近年の3次元CAD の普及にともない、ものづくりの現場においても
       CAE を活用した製品設計やトラブル対策への関心は高まっています。
       県工業技術総合センターにおいても、平成22 年度にCAE 関連設備の
       拡充を行い、県内企業が抱える技術課題の解決などにご活用いただいて
       います。本講演では、製品開発・部品設計においてCAE 技術が活用された
       具体的な事例を紹介するとともに、今後、企業現場の量産加工前プロセスにおいて、
       CAE 技術をご利用頂くための取り組みについて紹介します。

  (講演3)16:40~17:25
   演題『モノづくり現場での動画マニュアル有効活用』
   講師:アヴァシス株式会社 事業推進1部 マネージャー 降簱 公司 氏
  
    概要 従来、日本のものづくりを支えてきたのは、現場での作業効率向上
       (改善活動)の追求や、“人から人へ”の技能伝承、技術教育でした。
       今日、産業社会の構造が大きく変化し、技能の伝承や技術の教育、
       作業の標準化は企業体質強化のために、業種を問わず早急に整備
       しなくてはならない経営の課題となっています。本講演では、
       『動画マニュアル』の必要性と、それを活用して、技術の教育と
       コスト削減を実現している企業の導入事例をご紹介致します。

  (講演4)17:25~18:10
   演題『IT活用による地域支え合い福祉マップ』
   講師:myExpコンソーシアム 代表 田玉 治實 氏 (アナハイム株式会社 代表取締役)
            技術代表 中曽根 将人 氏 (有限会社システック 代表取締役)
  
    概要 myExp コンソーシアムは個人ユースのソフト開発・販売を行っています。
       本発表は平常時・災害時の地域の支え合い福祉をデジタルマップで
       システム化する手法です。独自開発した多次元データベースで支え合いの
       仕組みを地図上にわかりやすく表記し、エクセル情報との地図データからの
       りンクも可能です。本システムは外部メモリーから直接起動しますので、
       災害時にパソコンを持出しての活用が可能です。顔の見える、手の届く、
       ぬくもりの感じられる範囲の小さなコミュニティーからの発信をサポートします。



詳細・申込書
  
  ●お申込・お問合せ先:
   AREC・Fiiプラザ事務局 Tel:0268-21-4377(担当 : 産学連携コーディネータ 白井)
   企業名、所属・役職、お名前、連絡先を明記のうえ、
   メール(mousikomi@arecplaza.jp) またはFAX(0268-21-4382)で
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