12月14日(木)開催 第262回リレー講演会(センサ分野)

Category: リレー講演会
■日時:2023年12月14日(木) 13:30~16:40
■会場:Zoomオンライン
■参加費:無料

■講演1  13:30~14:30
演題:社会のDX化におけるセンシングシステムの役割
講師:一般社団法人 次世代センサ協議会 会長 小林 彬 氏
概要:社会システムの変革につきDX化の要望がある中、情報の獲得・伝送・記録に関わる基盤技術としてセンシング技術に大きな期待が寄せられている。かつて、機器計測化・自動化と言ったいわゆるオートメーションの実現に大きく貢献したが、今また、非製造業への適用分野拡大の機運が高まっており、新たな展開が始まろうとしている。潜在的ではあるが多量のセンシングニーズがあると考えられ、その顕在化が注目されている。
講演ではセンシング技術の役割と共に、SUCS(ザックス)と呼ばれる新センシングフレームワークの持つ可能性につき議論する。

■講演2  14:30~15:30
演題:手軽に使える超多点風速計「気流計測システム」
講師: KOA株式会社 販売イニシアティブ プロダクトマネージメントセンター 宮澤 剛 氏
概要:屋内用の風速計を使っている方々の中には、理想とする計測環境からは程遠い状況で妥協して計測している方が多くいらっしゃいます。そんな風速計ユーザーの困りごとを基に、使いやすさにこだわった、“手軽に使える超多点風速計”「気流計測システム」を開発し、7月から販売を始めました。
今回は、開発の背景とユニークな特長をご紹介させていただきます。気流を気軽に計測できることをご認識いただき、新しい価値の創造や新しい改善視点のきっかけにしていただければ幸いです。

<休憩10分>

■講演3  15:40~16:40
演題:センシングとDXを活かした「働きやすさ改革」
講師:株式会社小諸村田製作所 取締役工場長 川上 弘倫 氏
   株式会社村田製作所 通信・センサ事業本部 IoT事業推進部 IIoT事業推進2課
              シニアマネージャー 北居 正弘 氏
概要:当社では従業員がより働きやすい職場に向けた改革を進めています。その一環として、センシング技術やDXを活用し、人に優しいものづくりや環境に優しいものづくりを推進しています。当社の製品は需要変動が大きく変種変量や多品種少量のものづくりが求められます。このため手作業や経験や勘など属人的要素に頼ることが多い工程になっています。この様な工程を、システマチックな工程に進化させ、人への負荷を低減させつつ生産性を向上させる取り組みを実施しました。

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