第95回リレー講演会のご案内

Category: リレー講演会
  今回は、「画像処理・センサー」分野の講演会です。

  ■日時:2008年12月18日(木) 15:00~18:00
    終了後、交流会 参加費:2,000円(ARECプラザ会員は無料)
  ■場所:AREC4F

  (講演1)
  演題 『デジタル画像工学技術による絵作りと応用の広がり』

  概要:かつての写真を表すとき、今はなぜ「銀塩」を頭に付けなければいけないのか。
    理由は、他の技術でも「写真」と同じ画像を作ることができるようになったために、
    区別が必要になったからである。ホビー、医用、印刷、工程管理、品質管理、
    セキュリティ、広告、エンターテインメントなど、画像が登場する世界は広い。
    その中で今様の画像工学技術が果たす役割について考えてみる。

  講師:信州大学繊維学部 阿部 隆夫 氏 


  (講演2)
  演題 『インクジェットプリンタにおける画像処理の現状と展望』

  概要:近年、写真業界において、デジタルカメラとインクジェットプリンタの発展により、
    アナログからデジタルへの変革が急速に進んだ。インクジェットプリンタにおいて、
    どのような技術(ヘッド・インク・画像処理・評価)を用いて、写真画質を実現したか
    について簡単に紹介する。

  講師:セイコーエプソン株式会社 鍬田 直樹 氏 


  (講演3)
  演題 『自動販売機搭載用 硬貨および紙幣識別装置の開発』

  概要:自動販売機の重要な機能の1つとして、投入硬貨および紙幣の真贋判定(識別)が
    挙げられる。これを担う機器として、硬貨の識別を行う「コインメック」と紙幣の識別を行う
    「ビルバリデータ」がある。コインメックは硬貨がコイルによる誘導磁界の中を通過することに
    よって、その磁界が変化するのを捉えて識別する原理である。またビルバリデータは、
    紙幣の特徴である、「色」や「印刷」を光センサや磁気センサを使用してセンシングし、識別を
    行っている。いずれも識別精度向上が常に課題となっている。

  講師:富士電機リテイルシステム株式会社 松藤 宏 氏

 
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