3月13日(水)開催第22回産学交流ラウンジ
■日時:2024年3月13日(水) 15:00~16:30
■開催方法:会場とオンラインのハイブリット開催
■会場: 信州大学繊維学部内AREC4階
■講師:応用生物科学科 准教授 橋本 朋子先生
■演題:「古くて新しいシルクの医用材料への応用」
■概要:桑の葉を食べて育つ蚕(Bombyx mori)が低環境負荷のプロセスにより高効率に合成・紡糸する繭から得られる繊維性高分子を家蚕シルクフィブロイン(以下シルク)と呼ぶ。
このシルクからなる繊維は、優美な光沢や柔らかな風合い、美しいドレープ性、優れた強度・吸湿性保温性、また多彩な染色性を示し、古くから高級衣服等に利用されている。さらにシルクは外科手術用の非吸収性縫合糸としても長らく使用されている実績をもつ。古くから重用されてきたシルクの特性をさらに解明し、また、その優れた性質を低減させることのない手法により新たな機能性を付与し、医用材料としてヒトに優しいシルク材料の開発を進めている。
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