2026年1月23日(金) 採用×育成×定着 戦略フォーラム【レポートあり】
企業からの高まる人事・総務分野のニーズに応えるべく開催した「採用×育成×定着 戦略フォーラム」は、おかげさまで多くの反響と学びをいただき、第2回目を開催することとなりました。本フォーラムでは、採用・育成・定着に関する実践知や課題を持ち寄り、企業間での情報共有とともに、具体的な課題解決につながる取り組みを進めてまいります。今年度は、昨年の内容をさらに発展させ、より実践的かつ双方向の学びを重視したプログラムをご用意しています。ミニ講演に加え、企業間でのディスカッションやネットワーキングの機会も強化いたします。つきましては、ぜひご参画いただき、ともに人事の未来を切り拓いていければ幸いです。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
開催日時 2026年(令和8年)1月23日(金)14:00~17:30
※フォーラム終了後、17:30~交流会有り(~19:30まで)
会場 信州大学OVIC[オープンベンチャー・イノベーションセンター](長野県上田市踏入2-16-24)
参加者 長野県内の企業・団体の人事・総務担当者 80名
※申込多数の場合、1社1名にさせて頂くことがあります。
参加費 AREC・Fiiプラザ会員企業 無料
AREC・Fiiプラザ会員以外の企業 20,000円(税別)
タイムスケジュール
| 時 間 | 内 容 |
| 14:00~14:10 | 挨拶 |
| 14:10~14:40 | NEC・AREC協働による長野県の学生・若手社員の就業意識調査報告 -最新の因果分析AIが導き出す、採用・定着のヒント- [POINT]県内11校の学生と県内企業の若手社員525名もの声が集結 ※説明は下方に記載しています |
| 14:40~15:10 | グループディスカッション テーマ:データで読み解く若手の本音 - 自社で活かせるポイントを考える- 最新の因果分析AIが導き出した「就業意識に影響を与える要因」を参考に、 若手の価値観や傾向を理解し、自社の採用・定着に活かせそうなヒントを グループで整理しましょう。 |
| 15:10~15:20 | 休憩(フリーディスカッション)※企業同士の交流ができます |
| 15:20~15:50 | 実践事例紹介(3社ほど)※説明は下方に記載しています ・株式会社中村体育様: 高校生・Iターン新卒採用の成功戦略について ・株式会社宮下組様: 今いる社員をもっと大切にするために ・上田信用金庫様:39社が選んだ、兼・副業人材活用について |
| 15:50~16:15 | グループディスカッション テーマ①(仮):調査結果のポイントや実践事例から、自由に発想してアイデアを出す 「データと他社事例から、自社で取り入れたい採用・定着施策のアイデアを考える」 |
| 16:15~16:25 | 休憩(フリーディスカッション) |
| 16:25~17:20 | グループディスカッション テーマ②(仮):テーマ①で出たアイデアを元に、実現可能なステップや工夫点を整理 「アイデアを自社で実践するには?具体的な方法や工夫を考える」(1~3事例) ※発表なし (グループ毎のディスカッションをまとめたものをスクリーンに映しだす方式を検討) |
| 17:20~17:25 | 総括 |
| 17:25~17:30 | まとめ・挨拶 |
| 17:30~ | 交流会(フリーディスカッション)[希望者:会費制] ※企業同士の交流ができます ※フォーラムと同じ会場で行います ※自由退席できます ※ノンアルコール・アルコールなどご用意する予定です |
配布資料 検討中 ※参考:前回配布資料[企業情報:事業内容、採用状況(取組内容、課題)]
主催 東信州次世代産業振興協議会 (小諸市、佐久市、千曲市、東御市、坂城町、御代田町、立科町、長和町、青木村、上田市(事務局))
一般財団法人浅間リサーチエクステンションセンター(AREC)
連携協定先機関:上田職業安定協会、小諸商工会議所/小諸職業安定協会、佐久市役所/佐久職業安定協会、更埴職業安定協会
賛助会員:テクノハート坂城協同組合
申込方法 <締切日1月16日(金)>
[Googleフォーム] https://forms.gle/qCPt42tuG8U2f1JD7
[Word形式] 申込用紙(ダウンロードしてご利用ください)
お問合せ 一般財団法人浅間リサーチエクステンションセンター(AREC)
〒386-8567長野県上田市常田3-15-1 信州大学繊維学部内AREC
担当 尾島
TEL 0268-21-4377 FAX 0268-21-4382 Mail jinzai@arecplaza.jp
チラシはこちらよりダウンロードできます
〇NEC・AREC協働による長野県の学生・若手社員の就業意識調査報告:
[アンケートは終了いたしました。ご協力ありがとうございました。]
経済産業省関東経済産業局との議論のもと、一般財団法人浅間リサーチエクステンションセンター(AREC)、日本電気株式会社(NEC)が連携し、地域の若年層の県外流出や企業の人材不足といった課題に対応するため、学生および若手社員を対象とした就業意識に関するアンケートを実施することといたしました。
若年層の就職観や地域の魅力に対する考えを把握し、データに基づく分析を行うことで、地域企業における人材確保・採用戦略の検討に役立つ資料とすることを目的としています。
つきましては、下記のとおり、貴社若手社員へのアンケート周知にご協力くださいますようお願い申し上げます。
〇実践事例紹介について:
[発表企業様が決定しましたので、募集を終了させていただきました。2026年1月7日(水)現在]
当日は、皆様の取組みを共有いただく『実践事例紹介の時間(1社10分以内、3社程度)』を設けています。
つきましては、以下のテーマに沿ってご発表いただける企業様を募集します。
・前回フォーラムの学びを活かし、制度や施策として実践した取組
・自社独自で導入し、現場のモチベーション向上につながった取組
本企画は、自社のPRの場として、また他企業への情報共有や地域全体の意識醸成に繋がる機会としてご活用いただける内容となっています。皆様の積極的なご応募を心よりお待ちしています。
||応募方法||
[Googleフォーム] https://forms.gle/qCPt42tuG8U2f1JD7
[Word形式] 申込用紙(ダウンロードしてご利用ください)
※応募多数の場合、発表時間の調整、もしくは抽選にて対応させていただきますので、ご理解のほどお願いいたします。
※応募少数の場合、こちらから個別にお声がけさせていただくことがございます。その際はご協力いただけますと幸いです。
🔦[POINT]実践事例を応募してくださった場合のメリット
◎大学・短大・専門学校30校に、応募企業様のご紹介をさせていただきます。
「第17回 大学と⾧野県企業との情報交換会 in ⾧野2025」参加大学・短大・専門学校30校
愛知工業大学/亜細亜大学/神奈川大学/金沢工業大学/共愛学園前橋国際大学/群馬大学/国士舘大学/埼玉工業大学/産業能率大学/信州大学/公立諏訪東京理科大学/清泉大学・清泉大学短期大学部/拓殖大学/玉川大学/千葉工業大学/中央大学/東海学園大学/東京農工大学/同志社大学/東洋大学/獨協大学/長野大学/長野県立大学/⾧野工業高等専門学校/専門学校長野ビジネス外語カレッジ/新潟工科大学/文教大学/北陸先端科学技術大学院大学/松本大学/立命館大学
※全ての学校を訪問し、ネットワーク強化に努めています。
◎下記のサイトにて応募企業様のご紹介をさせていただきます。
→『UEDA WORK DESIGN|長野県上田市公式note』 https://ueda-city.note.jp/
→『うえだ移住テラス(上田市移住ポータルサイト)』(年間16,000アクセス) https://ueda-terrace.com/
開催レポート
趣旨・目的
企業から高まる人事・総務分野のニーズに応えるため、昨年度開催した「採用×育成×定着 戦略フォーラム」は、多くの反響と学びを得る機会となりました。これを受け、本年度は第2回目を開催し、採用・育成・定着に関する実践知や現場課題を持ち寄りながら、企業間の情報共有を図るとともに、具体的な課題解決につながる取組を促進することとしました。
本年度は、昨年度の内容をさらに発展させ、より実践的かつ双方向の学びを重視したプログラムを編成。具体的には、NEC様による長野県の若年層を対象とした就業意識調査の報告に加え、人材確保に注力している3社による実践事例の発表、さらに参加企業同士によるグループディスカッションを実施しました。
本フォーラムは、参加者それぞれの自社課題の整理にとどまらず、地域全体の人材確保を「共通のテーマ」として捉え直す契機となり、地域や産業の持続的な発展につながる有意義な学びの場となることを目指しています。
参 加 者:長野県内企業・団体の人事・総務担当者 計44名(14社19名+関係機関)
| 時 間 | 内 容 |
| 14:00~14:10 | 開会挨拶 |
| 14:10~14:20 | モデレーターによるショートインタビュー |
| 14:20~14:50 | NEC・AREC協働による長野県の学生・若手社員の就業意識調査報告 -最新の因果分析AIが導き出す、採用・定着のヒント- 日本電気株式会社 官公インテグレーション統括部 BluStellar推進グループ プロフェッショナル 田村 富昭 様/主任 矢島 愛香 様/主任 水野 萌 様 |
| 14:50~15:20 | グループディスカッション テーマ:データで読み解く若手の本音 -自社で活かせるポイントを考える- 日本電気株式会社 官公インテグレーション統括部 BluStellar推進グループ プロフェッショナル 田村 富昭 様/主任 矢島 愛香 様/主任 水野 萌 様 |
| 15:20~15:30 | 休憩 |
| 15:30~16:0015:30~15:40 15:40~15:50 15:50~16:00 | 実践事例紹介(3社) ・「高校生・Iターン新卒採用の成功戦略について」 株式会社中村体育 代表取締役 渡辺 信秀 様 ・「今いる従業員をもっと大切に」 株式会社宮下組 取締役総務部長 石塚 夕起 様 ・「39社が選んだ、兼・副業人材活用について」 上田信用金庫 業務部 地域創生戦略室 推進役 矢嶋 顕弘 様 |
| 16:00~17:00 | グループディスカッション テーマ①:データと他社事例から「これはやってみたい」と思った採用・定着の工夫を出し合う テーマ②:それを自社で「まず試すなら何から始めるか」-明日・今月からできる小さな一歩を考える- |
| 17:00~17:10 | 情報共有ショートプレゼンテーション |
| 17:10~17:20 | 総括 関東経済産業局 地域経済部 次長 室住 敬寛 様 |
| 17:20~17:25 | まとめ・閉会挨拶 |
| 17:30~18:30 | 交流会 |
1)開会挨拶(14:00~)
冒頭では、本フォーラムを「立場や組織の違いを越えて、人事・総務に関する現状や悩み、工夫を共有する場」と位置づけ、率直な対話を促すメッセージをお伝えしました。
2)モデレーターによるショートインタビュー(14:10~)
続いて、場づくり(肩慣らし)として、モデレーターによるショートインタビューを実施しました。軽快な問いかけをきっかけに、「学生とつながるにはどうしたらよいか」「データ分析から、気持ちが離れる瞬間を知りたい」といった声が挙がり、会場では多くの参加者が大きくうなずく場面も見られました。
3)NEC・AREC協働による就業意識調査報告(14:20~)
企業の皆さまから若年層の人材確保に関する課題を多く伺う中、若年層の意識を把握することが地域企業の取組に活かせるのではないかと考え、本フォーラムでは、実績のあるNEC様の分析手法を活用し、就業意識調査の分析結果をご報告いただきました。調査は、県内10校の大学等の学生および企業の若手社員を対象に実施し、計525名から回答を回収しました。

回収した回答を基に、因果AIを活用した分析をNEC様に実施していただきました。
分析パターンや分析結果の一部を以下のとおり掲載します。
<分析パターン>
1-1:ポジティブ要因に焦点を当てた分析
1-2:ネガティブ要因に焦点を当てた分析
2-1:文系学部データの分析
2-2:理系学部データの分析


この時間では、新しい発見が得られた一方で、現場感覚とも重なる納得感のある示唆も多く、参加者にとって学びの大きい時間となりました。また、報告後には結果を踏まえたグループディスカッションを設け、理解の定着と実践への接続を図る構成としました。
後日実施したアンケートでは、次のようなご意見・ご感想をいただきました。
・社内の採用活動等に活かしたい。
・いつもと違う角度からの分析で非常に興味深かった。
・学生に合わせての情報提供が重要と再認識した。
4)実践事例紹介(15:30~)
後半の導入として、3者による実践事例紹介を行いました。事前調整の段階から、各登壇者の取組には「考え方や手法を少し変えることで、良い変化が生まれている」という共通点があると感じており、参加者には「自社と重なる点」「取り入れられそうな工夫」を意識しながら聴講いただくよう促しました。
◎「高校生・Iターン新卒採用の成功戦略について」(自社ホームページの見直し・発信の工夫 等)
株式会社中村体育 代表取締役 渡辺 信秀 様
◎「今いる従業員をもっと大切に」(ジョブチェンジの仕組みづくり・前例にとらわれない運用 等)
株式会社宮下組 取締役総務部長 石塚 夕起 様
◎「39社が選んだ、兼・副業人材活用について」(事業者課題の解決に向けた外部人材活用の手法 等)
上田信用金庫 業務部 地域創生戦略室 推進役 矢嶋 顕弘 様
5)グループディスカッション(16:00~)
昨年度の参加者から好評だった点を踏まえ、本年度は討議を重視した設計とし、密度の高い意見交換を目指しました。一方で、当日の進行上の都合によりディスカッション時間が想定より短くなってしまった点については、運営側として反省点であり、次回に向けた改善事項として整理します。
討議テーマは次の2点とし、データと事例を「自社の次の一歩」に落とし込むことを狙いとしました。
テーマ①:データと他社事例から、「これはやってみたい」と思った採用・定着の工夫を出し合う
テーマ②:それを自社で「まず試すなら何から始めるか」—明日・今月からできる小さな一歩を考える—



6)情報共有ショートプレゼンテーション(17:00~)
討議後は、各グループの学びを持ち寄る「情報共有ショートプレゼンテーション」を実施しました。発表では、「ヒアリング」と「発信」が共通のキーワードとして挙げられ、若年層の実態を丁寧に把握し、魅力や情報を届ける工夫の重要性が再確認されました。
7)総括・閉会(17:10~)
最後に、行政の立場から総括をいただき、議論の内容を地域全体の視点へと接続しました。総括後は、当日得られた気づきが各社・各機関における次の一歩につながることへの期待を述べ、閉会としました。
8)交流会(17:30~)
フォーラム終了後は希望者による交流会を実施し、フォーラム内で出た論点の深掘りや、参加者間のネットワーク形成につながる情報交換の場となりました。
後日実施したアンケートでは、次のようなご意見・ご感想をいただきました。
・各社のリアルな課題や具体的な対応策を知ることができ、多くの学びが得られた。
・各社の取組や企業間の意見交換を通じて、新たな刺激や実践のヒントを得られる有意義な機会となった。
本フォーラムを通じて、人材確保や定着というテーマは、一つの組織・一つの立場だけで完結するものではなく、対話を重ねながら地域全体で向き合っていくことが重要であると、改めて認識しました。
ご参加いただいた企業・関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。
一般財団法人浅間リサーチエクステンションセンター(AREC) 尾島彩


