11月27日(木) GX推進・脱炭素経営研究会 第3回例会

第3回例会では、「環境と蓄電、電池、充電」を軸に、水素関連技術や燃料電池、エネルギー変換材料の研究動向、気候変動リスクへの企業対応など、GXに向けた多角的なテーマを取り上げます。燃料電池やエネルギー変換材料の最前線に加え、エネルギー供給やBCP対策、気象データを活用したリスク管理の実践事例など、研究と実務の両面から最新の知見を共有します。持続可能な社会と強靭な経営基盤の構築に向け、皆様のご参加を心よりお待ちしております。

■日時:2025年11月27日(木)13:30~17:15
■会場:AREC4階会議室(上田市常田3-15-1信州大学繊維学部内)
■開催方法:会場とZoomオンライン
■対象:AREC会員、GX推進・脱炭素研究会会員、及びご興味のある方
■テーマ:環境と蓄電、電池、充電

■プログラム:
13:35~14:35  第1講演
信州大学 繊維学部 化学・材料学科 准教授 福長 博 先生

14:35~15:35  第2講演
演題:グリーン水素供給システムの開発と水素の利活用
講師:オリオン機械株式会社 技術開発本部 開発部水素事業開発グループ 主任技師 小池 和史 氏
概要:災害発生時における公共施設を利用した避難所や企業の事業継続計画(BCP)対策として、電源復旧を早期に対応できる自立・分散型のエネルギー供給システムの構築が必要不可欠な状況にある。オリオン機械では、長期保管可能なエネルギー源として注目を集める水素を、自然エネルギーにより生成する「グリーン水素供給システム」の開発を2024年より進めている。システムの特長は、ヒートポンプを中心とした熱エネルギーマネジメントによる省エネルギー化と水素吸蔵合金を搭載したワンパッケージ化にあり、可搬可能なシステムを目指す。
また、生成した水素は、冷凍機械の製造で使用するロウ付けに用いる他、燃料電池へ供給し、夜間あるいは災害発生時の電力として活用する。

15:45~16:45  第3講演
演題:気候変動リスクに適応する企業レジリエンス
講師:株式会社ウェザーニューズ 執行役員 気候テック事業担当 鈴木 孝宗 氏
概要:気候変動により激甚化する自然災害は、企業経営にとって喫緊の課題となっています。本講演では、まず気象災害リスクの現状を分析し、企業が直面する具体的な課題を明らかにします。
続いて、TCFD/TNFDに対応した気候変動リスク分析サービスの活用方法をご紹介し、企業がどのように気候リスクを定量化・可視化できるかを解説します。さらに、気象予測データを活用したBCP(事業継続計画)の構築手法等について具体的な事例を交えてお話しします。
本講演を通じて、気候変動リスクへの備えの重要性をお伝えさせていただき、各企業における持続可能な経営基盤の構築にお役立ていただければ幸いです。

16:45~17:15  名刺交換・交流会
 

■お申込:申込フォームよりお申し込みください。
     または、所属・氏名・メールアドレスを下記までご連絡ください。


■お問合せ  一般財団法人浅間リサーチエクステンションセンター 高橋、滝沢・上田市 石川
       TEL/0268-21-4377 FAX/0268-21-4382 Mail/mousikomi@arecplaza.jp  

主催:一般財団法人浅間リサーチエクステンションセンター