<4月13日(木)開催>第 254回リレー講演会(IT、AI、DX)

Category: 産学交流ラウンジ
■日時:4月13日(木)13:30~16:40
■会場:信州大学繊維学部内ARECとZoomによるハイブリット開催
会場参加者が少ない場合はオンライン開催になる場合もあります。
講演1 講師オンライン                           
13:30~14:30
【演題】「データ・AI利活用の最新動向とデータサイエンス教育」
講師: 信州大学 学術研究院 総合人間科学系 准教授 平井 佑樹 氏
概要: AI技術の急速な普及を背景に、ビッグデータの処理と活用が可能となり,
データサイエンスの必要性が急速に増してきました。
政府が策定したAI戦略2019では,データサイエンスのリテラシーレベルを
大学生全員が身につけるべき素養として位置づけ、数理・データサイエンス
・AI教育強化拠点コンソーシアムによりモデルカリキュラムも公表されました。
本講演ではデータ・AI利活用の最新動向について、長野県内自治体や企業の例を
中心に概観します。また,データ・AI利活用を実現するために必要な知識や技能と、
それを身につけてもらうためのデータサイエンス教育について概説します。

講演2 講師会場              
14:30~15:30                           
【演題】「BtoR戦略―デジタル時代の地元への情報発信」
講師: NEXT RESERVATION株式会社 取締役 
長野大学 非常勤講師 ARECアドバイザー 藤本 理弘氏
概要: デジタル情報端末が広く浸透した現在、地元の顧客であっても、
デジタル媒体で情報発信やコミュニケーションを行うことが重要と
なってきている。
このような場面に特有の情報戦略をBtoR (Business to Region)と名付け、
その取り組み方法を紹介する。
BtoR戦略は、消費者向けビジネスを展開する企業のみならず、
人材の獲得や企業向けビジネスにも応用することができ、特に、
DXの最重要課題である収益向上への取り組みにおいて、有効に活用できる可能性が
ある。
<休憩10分>
講演3 講師会場                        
15:40~16:40                     
【演題】「AI鳥害防止システムの取り組みと農業DXへの展開」
講師: マリモ電子工業株式会社 取締役 土屋 博之 氏
概要: 昨年度、国の委託研究である「イノベーション創出強化研究推進事業」
に採択され、農作物の害鳥をAI画像解析により認識して、自動ドローン等を
用いて追い払いを実行するシステムの開発を進めている。
このシステムでは鳥の慣れに対して、自動的に追い払いパターンを最適化
することで効果を持続する。これまでのドローンによる鳥追い払い効果に関する
実験の様子や研究成果について紹介する。将来的には自動ドローンを
圃場のデータ収集や管理の農業全般に活用した農業DXへの展開を図る。

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