第232回リレー講演会(電気分野 EV関連技術)

Category: リレー講演会
■日時:2021年(令和3年) 4月15日(木) 14:00~17:10 
■会場:zoomによるオンライン開催
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招待URLをお送りします。

●講演1 14:00~15:00                             
【演題】「次世代パワー半導体の高機能を活用した電力変換」
講師: 国立研究開発法人産業技術総合研究所 エネルギー・環境領域 
   先進パワーエレクトロニクス研究センター 
   研究センター長 山口 浩 氏
【概要】パワー半導体により電力を効率良く制御・変換するパワー
エレクトロニクスの技術は、省エネルギーや低CO2排出化に
不可欠である。SiCやGaNに代表される次世代パワー半導体は、
現在のパワーエレクトロニクスの主力であるSiパワー半導体を
大きく超える性能を示しており、その高性能の利活用に向けた
種々の工夫が行われている。
今回は、これら次世代パワー半導体の特徴、現在の開発状況、
応用機器の例などを紹介する。また、今後の開発の方向性等につ
いても解説する。

●講演2 15:00~16:00                               
【演題】「電動化の開発を支援するエネルギー計測システムのご紹介」
 講師: 日置電機株式会社 カスタマーマーケティング部
    フィールドデザイン課エネルギープロダクトマネージャー 
    小林 宏企 氏
【概要】近年、国際的な地球温暖化防止を背景に、電気自動車に
利用されるモータやインバータ、DC/DCコンバータなど各種
デバイスの高効率化が注目を集めています。
これらキーコンポーネントの高効率化により、エネルギー計測には、
高電圧・大電流・高周波計測が必要とされています。
本講演では、電動化によってもたらされる変化と弊社の取り組みを、
エネルギー計測の視点からご紹介します。
また、技術トレンドのひとつとなるSiCパワー半導体を利用した
高効率インバータについて、実際の計測事例をご紹介します。

<休憩10分>

● 講演3 16:10~17:10                               
【演題】「100年後のクルマ~モータ/キャパシタ
/ワイヤレスへのパラダイムシフト~」
講師: 東京大学大学院 新領域創成科学研究科 
先端エネルギー工学専攻 教授 堀 洋一 氏
【概要】100年後のクルマはおそらく「電気モータ」で駆動され、
電力インフラから直接エネルギーをもらって走るだろう。
そこでは、パワーの出し入れに優れた「スーパーキャパシタ」
と走行中にクルマを電力インフラにつなぐ「ワイヤレス給電」
がキー技術となり、そこでは大容量電池は極力使わない方向への
パラダイムシフトが必要となるだろう。

■申込は下記申込フォームから
https://forms.gle/9ftcBsFnoTK9wTdw5
または申込書にご記入いただき、こちらにメール
・FAXでお送りください。
AREC・Fiiプラザ事務局 宛 
電話(0268-21-4377)メール(mousikomi@arecplaza.jp)
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詳細・申込書はこちらをご覧ください
詳細:http://arecplaza.jp/skins/mysite/upfile/next_relay232.pdf