第216回リレー講演会(バイオ・アグリ・食品)

Category: リレー講演会
■日時:令和元年9月19日(木) 14:00~17:00 
 ※終了後(17:00~)名刺交換交流会開催
■会場:信州大学繊維学部内AREC(上田市産学官連携施設4階)
■参加費:無料

講演1
14:00~15:00
【演題】「発ガン物質に対する乳酸菌の抑制メカニズム」
講師: 株式会社 喜源バイオジェニックス研究所 
代表取締役社長 中山 雅晴 氏
【概要】大腸ガンの原因の一つとして赤身肉の過剰摂取の危険性が
指摘され、赤身肉の高温調理によって生じる強力な発ガン物質で
あるヘテロサイクリックアミン(HCA)が主たる原因物質と目されて
います。乳酸菌はHCAによる大腸発ガンを抑制することが動物実験で
証明されていますが、メカニズムとしては、消化管での乳酸菌菌体に
よるHCAの吸着~糞便中への排出が唱えられてきました。
我々は「乳酸菌菌体が胃で消化され、菌体より抗変異原物質
(≒抗発ガン物質)が溶出される結果、HCAの発ガンを抑制する」
という新たなメカニズムを提唱します。

講演2
15:00~16:00
【演題】「機能性食品等開発拠点棟(しあわせ信州食品開発センター)
の紹介等について」
講師: 長野県工業技術総合センター食品技術部門
   加工食品部部長 大澤 克己 氏
【概要】この4月にオープンした機能性食品等開発拠点棟及び
しあわせ信州食品開発センターの利用事例等について紹介します。

講演3                         
16:00~17:00
【演題】「直売事業の〝新時代〟に向けて」
講師: 株式会社産直新聞社 代表取締役・編集長 毛賀澤 明宏 氏
【概要】日本の農産物直売事業は発生から30年を経て、現在、
新時代に向けた新たなチャレンジの時期を迎えています。
高齢化と担い手不足に直面している農業生産、地場産食材を扱う
様々な流通チャンネルが現われ前提として頭打ちになっている
農産物販売、これまた異業種の進出が著しく特色が乏しくなって
きている農産加工、そして新たに注目を集める農泊事業。
困難を克服し、新たな発展をするために地域に求められているものは
何か?―全国の状況を踏まえ、農商工の各ジャンルの新たな連携を
進める視点からお話しします。

●お申し込み
申込書にご記入いただき、こちらにメール
またはFAXでお送りください。
AREC・Fiiプラザ事務局 宛 
電話(0268-21-4377)メール(mousikomi@arecplaza.jp)
FAX(0268-21-4382)
■詳細:
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