第207回リレー講演会(健康・医療・福祉機器分野)

Category: リレー講演会
■日時:平成30年11月8日(木)14:00~17:20
    終了後 名刺交換交流会17:30~
■会場:長野大学 講演会/リブロホール 交流会/学生食堂 
■参加費:無料

14:00~15:00
講演1
・演題:「福祉デザイン」という考え方で誰もが自分らしい暮らしの
     実現を計る
・講師: 公立大学法人 長野大学 社会福祉学部長 川島 良雄 氏
・概要:日本の社会福祉は、「団塊の世代」の福祉・介護ニーズの
顕在化を前に、転換が図られています。このため国は、高齢者の尊厳の
保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、
自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、
地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の
構築を推進しています。自宅における自立生活を考えた場合、
生活空間や生活機器、必要な福祉・介護サービス等を含めた
生活全体について、その人らしい暮らしをキーコンセプトに
暮らしをデザイン(計画・設計)することが大切であると考えています。

■15:00~16:00
講演2
・演題:「福祉用具の導入と現在の課題」
・講師:社会福祉法人みまき福祉会・特別養護老人ホーム
    ケアポートみまき 主任 丸山 明日香 氏
・概要:平成23年度より介護機器の導入を行い、職員の腰痛予防
・離職防止に努めてきました。福祉機器を導入し使用は定着しました。
しかしながら、福祉機器は高額である為、修繕にかかる金額が高い。
床走行式リフトを用い移乗する際に、リフトを移動させるための力が
かなり必要。スタンディングリフトは円背者には使用できない。
等の課題にぶつかりました。
今後も必要とされる福祉・介護分野で離職を防ぐためにも、私たちの
感じている課題を知って頂く機会になれば幸いです 

(休憩)

■16:00~17:20
講演3
・演題:人に優しい“着る”ロボットcurara®の歩行支援技術と
    その福祉応用
・講師:信州大学繊維学部特任教授、
    AssistMotion株式会社 代表取締役社長 橋本 稔 氏
・概要:2008年より信州大学繊維学部で研究が進められてきた
衣服感覚で着用できるロボティックウェアcuraraRの基本技術について
概説するとともに、高齢者や障害者が装着した時の歩行支援効や実用化
への取り組みの状況などについて、ロボットのデモを交えながら紹介する。

■申込: AREC・Fiiプラザ事務局 宛電話 0268-21-4377
メール mousikomi@arecplaza.jp またはファックス 0268-21-4382
■詳細:
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