第194回リレー講演会(次世代交通分野)

Category: リレー講演会
■日時:平成29年9月21日(木) 14:00~17:00 
 ※終了後(17:00~)名刺交換交流会開催
■会場:小諸市ステラホール(小諸市相生町3-3-3 TEL 0267-25-1890)
   ※通常と会場が異なりますのでご注意ください。
■主催:一般財団法人浅間リサーチエクステンションセンター(AREC)
/小諸市産学官連携協議会
■共催:東信州次世代産業振興協議会
■後援:小諸商工会議所、上田商工会議所、佐久商工会議所

●講演1 14:00~15:00
【演題】「自動運転の技術と導入に向けた課題」
講師:国立研究開発法人 産業技術総合研究所 
ロボットイノベーション研究センター
スマートモビリティ研究チーム 橋本 尚久 氏
【概要】近年の自動車交通問題の解決及び交通によるスマートシティ化
に向け、革新的なアプリケーションとして、自動運転への期待は
盛り上がる一方である。本公演では、これまでのトラックの隊列走行や
現在行われているラストマイルプロジェクトなどの自動運転に関連する
プロジェクトの紹介を中心として、これまでに課題となった技術や
研究要素技術などについて解説します。自動運転の実現は、
様々な分野が関連するため、自動運転そのものだけでなく、
自動運転に関連する分野における研究紹介や使われる、期待される
技術の紹介も行います。最後に、自動運転の発展・普及に向けて、
現状で解決されていない技術、社会実装に向けた課題などについても
共有しつつ、将来に向けたロードマップを考えてみたいと思います。

●講演2 15:00~16:00
【演題】「我が国の航空技術の動向と信州大学の活動について」
講師: 信州大学工学部 航空宇宙システム研究センター
特任教授 柳原 正明 氏
【概要】現在、我が国では航空機産業を自動車産業に続く基幹産業と
すべく、その育成を図っているところである。その中でも、特に航空機
に搭載する装備品産業について、欧米に対して遅れが見られるため、
その成長に重点的に注力している。本講演では、前半で我が国の
航空技術発展の歴史と、その現状について、世界の中での位置づけを
含めて説明するとともに、航空技術に関連する国の施策のいくつかを
ご紹介する。続いて後半では、そのような背景の下、信州大学に
本年4月に開設した「航空機システム共同研究講座」の概要と、
装備品産業の成長を目的とした人材育成及び研究開発について述べる。

休憩

●講演3 16:00~17:00
【演題】「リニア中央新幹線計画の現況と長野県への効果」
講師: 長野県 建設部 リニア整備推進局 次長 直江 崇 氏
【概要】リニア中央新幹線は、平成39年(2027年)に東京(品川)
~名古屋間で開業すること目指し、現在工事等が進められています。
将来的には大阪まで延伸される予定で、全通すると東京、名古屋、
大阪の三大都市圏が1時間圏内となり、1つの巨大都市圏
(スーパーメガリージョンが)が誕生することになりますので、
その効果は計り知れないと言われております。長野県内では南信地域
を通り、飯田市には駅ができる計画となっていますので、本県にも
大きな効果をもたらすことが期待されています。本日は、
このリニア中央新幹線について、計画の概要と現在の工事等の状況、
そして長野県にもたらす効果などについてお話をさせていただきます。

●お申込先 AREC・Fiiプラザ事務局 宛電話 0268-21-4377
メール mousikomi@arecplaza.jp またはファックス 0268-21-4382
でお申し込みください
http://arecplaza.jp/skins/mysite/upfile/next_relay194.pdf
詳細・申込書はこちらをご覧ください