第177回リレー講演会(環境・エネルギー分野)

Category: リレー講演会
第177回リレー講演会 (環境・エネルギー分野)
■日時:平成28年4月14日(木) 15時00分~18時00分
■会場:信州大学繊維学部内AREC(上田市産学官連携施設4階)
※終了後(18:00~)名刺交換会開催

講演1 
【演題】 「水にまつわる地球規模の環境・エネルギー課題の
解決を目指した産学官の挑戦
―信州大学アクア・イノベーション拠点の取り組み―」                              
講師: 信州大学 産学官・社会連携推進機構 
 リサーチアドミニストレーションセンター
 助教・リサーチアドミニストレーター 土井 達也 氏

【概要】信州大学では、世界で深刻化する水危機に挑む、
世界の豊かな生活環境と地球規模の持続可能性に貢献する
アクア・イノベーション拠点を設置した。利用可能な水源が乏しい
中東・アフリカ北部を中心とした海水淡水化システム、
資源採掘に伴う大量の排水を処理し地域の環境を守る
随伴水処理システム等を出口に想定し、信州大学を中心として、
革新的材料科学等を駆使した水処理膜、
吸着剤、周辺技術の研究開発を進めている。
水にまつわる地球規模の環境・エネルギー課題とそれらに対する本拠点の『解』を紹介する。 

講演2
【演題】「光触媒による環境浄化」
講師: 独立行政法人 産業技術総合研究所
上級主任研究員・環境管理技術研究部門
環境負荷制御研究グループ グループ長 根岸 信彰 氏

【概要】光触媒は環境浄化材料として良く知られており、
すでに大気浄化やセルフクリーニングの分野で実証段段階を経て
商業レベルに達しているが、まずはそこに至るまで経緯をいくつかの例、
並びに商業化に必須であった光触媒の標準化技術と合わせて解説する。
一方、これらとは対称的に未だ水処理分野で全く実証化すら進んでいない
光触媒の現状とのその原因について解説すると共に、
その解決のヒントと光触媒による水処理の進むべき未来について解説する。

休憩

講演3 
【演題】「省エネ推進による現場強化について」
講師: とおみね技術士事務所所長、エネルギー管理士、
技術士(機械部門・熱工学)、エネルギー診断プロフェッショナル、
信州省エネパトロール隊の顧問 遠峰 徹 氏

【概要】2030年までにCO2削減26%の国際公約に向けた
省エネ推進に対する行政からの支援制度を活用し、
現場の意識と見方を整えコストダウンに結びつく
省エネの進め方について解説する。
                              

●申込み先 E-mail; mousikomi@arecplaza.jp
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