第36回先進企業見学・研修会

Category: 企業見学・研修会
■開催日 : 2015年(平成27年)11月5日(木)
■見学先 : 株式会社IHIシバウラ 本社 松本工場 (松本市)
セイコーエプソン株式会社 本社 ものづくり塾 (諏訪市)
■集合・出発 : 8:00 信州大学繊維学部正門前 (AREC帰着予定 18:00頃)
■定  員 : 40名 (参加を希望される方が多数の場合は1社1名とさせて頂く場合もあります)
■参加費 : 無料    
■行 程 : 全行程貸切バス

信州大学繊維学部(8:00) === 上田IC === <上信越道・長野道> === 梓川SA(休憩) ==松本IC ==株式会社IHIシバウラ見学(10:00-12:00) ==
松本IC ==昼食(諏訪湖SAにて自由行動13:00-13:40)==諏訪IC==セイコーエプソン(株)本社 ものづくり塾見学 (14:00~16:00)===諏訪IC==
<上信越道> == 梓川SA(休憩) == 信州大学繊維学部(18:00頃)

●株式会社IHIシバウラ 本社 松本工場
弊社は、この信州には珍しく、鋳物やトランスミッションをベースとした芝管理機械、エンジン等の「重い製品を製造するメーカ」です。
その理由は、成り立ちにあります。1942年(S17年)に現・IHIと現・東芝の共同出資で
松本に石川島芝浦タービン松本工場を設立しました。
いわゆる疎開工場です。その後、終戦となり1950年(S25年)に民需転換し
「石川島芝浦機械(株)」として再スタートしました。
その時の製造品目が、内燃機関、ガーデントラクタ、消防ポンプなどになり、
この製品の流れが今でも続いており、弊社の骨格となっております。
弊社の特徴の大きな部分は、その研究開発にあります。
トラクタにおいては国産初のガーデントラクタ(AT-3型)を製造販売しております。
又、国産初の4輪駆動トラクタの投入や、電子制御による作業機の姿勢制御など、
国内初、業界初と言った野心的な製品を提供してきました。
エンジンも同様で、最近では2013年にこちらも産業用エンジンとしては
業界に先駆けてTier4規制(EPA規制)に対応したエンジンを(株)IHIと共同で開発し、
量産いたしました。
ユニークな所では、「オゾン」を使った環境殺菌・洗浄・浄化製品を提供しております。
オゾンを使った製品で「薬事承認」を得たのは、弊社が初めてです。
業界にユニークな商品を提供しながら、顧客の要望に応える事が出来ればと
いつも願っており、その取り組みの一部を工場でも感じていただければと思います。

●セイコーエプソン株式会社 本社 ものづくり塾
セイコーエプソンの歴史は、服部時計店のウオッチ製造部門であった第二精工舎の
協力工場として、1942年5月に創立した「有限会社大和工業(だいわこうぎょう)」に
さかのぼります。
時計製造で培った精密機器技術を活かし、1969年に発表された腕時計
「セイコー クオーツ アストロン 35SQ」世界で初めてのクオーツウオッチ。
その省電力化とサイズを小さくする技術が世界中のメーカーに驚きをもたらしました。
当社は、このクオーツウオッチの開発以来培ってきた
「省・小・精の技術」を、コアデバイスをはじめ、プリンターやプロジェクター、
ウエアラブル機器、ロボットなどの商品に展開しています。
セイコーエプソンは、時計やプリンターに代表される製品において
「省・小・精の技術」などの「見えざる資産」「技能の継承」は人から人へ、
世代から世代へ意図的に継承を図っていかなければ消えてしまうその強みの継承のためには
組織的な人づくりが重要であると考え、2002年に『ものづくり塾』を発足いたしました。
今回は当社における人材育成の歴史と「ものづくり塾」の設立経緯、
その後の活動をご紹介いたします。

申込み先 E-mail; mousikomi@arecplaza.jp
FAX 0268-21-4382
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