第139回リレー講演会(農商工・地域資源活用発掘研究会 第1回)

Category: リレー講演会
 AREC・Fiiプラザ 第139回リレー講演会を開催いたします。
 今回は【農商工連携分野】の講演会(農商工・地域資源活用発掘研究会
 第1回「製造業の農産物加工進出の可能性について」)です。
 ぜひ、ご参加ください。

 ■日時:2012年10月18日(木) 15:00~17:30
 ■場所:AREC(上田市産学官連携支援施設) 4F
 ■受講料:無料 ※終了後に講師を交えて交流会開催(参加費無料)
 ■内容:
  (講演1)15:00~15:50
   演題『農山漁村の6 次産業化と製造業の展開可能性』
   講師:株式会社産直新聞社 代表 毛賀澤明宏氏
      農水省「地産地消の仕掛人」/ARECアドバイザー

    概要 長野県から全国をつなぐ産直ネットワークづくりを進めながら、
       直売所・加工所を中心とした地域振興を多数サポートしている。
       6 次産業化プランナーも兼務している。その視点から、現在、
       農水省が進める農山漁村の6 次産業化の現状と課題、食品産業を
       はじめとする製造業の6 次産業化への参画の可能性などについて、
       県内外の具体的取組みを紹介しながら報告する。各地の農商工連携
       事業にも関わり広い人的ネットワークを活かして、具体的な
       事業展開の方向性を提示。

  (講演2)15:50~16:40
   演題『農村手造り加工の現状と課題』
   講師:有限会社小池手造り農産加工所 取締役会長 小池 芳子氏
      農水省6 次産業化ボランティアプランナー

    概要 下伊那郡喬木村に本社を置く小池手造り農産加工所は、農家から
       農産物の加工を引き受け、農家の名前で販売できる形にして戻す、
       「農村受託加工」という業態を全国で先駆けて事業化した。現在、
       全国で約2000軒の農家と取引する。小池会長はその先駆者で、
       全国のカリスマ的存在。6次産業化の鍵を握る受託加工の重要性と
       課題を、自らの経験を踏まえて話すほか、食品製造業者が、地場産品を
       利用した加工事業を進める場合に、問題となることがらなどを具体的に話す

  (講演3)16:40~17:30
   演題『「ながの地域ブランド郷土食」の取組みと食品製造業の課題』
   講師:信州大学工学部 教授 天野 良彦氏
      信州大学地域共同センター長/信州科学技術総合振興センター副センター長
  
    概要 生物機能化学が専門で、水熱反応と酵素反応の複合的技術を開発・
       活用して、地元産農産物や食品残渣を活用した新商品づくりや、
       バイオマスエネルギーの有効活用などの実践的研究を多く進めている。
       農商工連携による長野地域の特産品づくりでもリーダーシップを発揮し、
       文部科学省の補助事業「ながの地域ブランド郷土食」で多くの新商品を
       生み出すとともに、そうした事業を進める地域人材の育成に務めてきた。
       その経験を踏まえ、現在の食品製造業の課題を浮き彫りにする

 ■農商工・地域資源活用発掘研究会 [今後の予定]  ファシリテーター/毛賀澤明宏 氏
  ・第2 回 11 月20 日 or 21 日
         現地視察・講演/①株式会社竹内農産(交渉中)
                 ②上田市丸子農産物直売加工あさつゆ(交渉中)
  ・第3 回 1 月中旬 現地視察・講演/東御市ワインバレー構想(交渉中)
  ・第4 回 2 月中旬 現地視察・講演/ツルヤの商品展開戦略(交渉中)

詳細・申込書
  
  ●お申込・お問合せ先:
   AREC・Fiiプラザ事務局 Tel:0268-21-4377(担当 : 事務局長 岡田)
   企業名、所属・役職、お名前、連絡先を明記のうえ、
   メール(mousikomi@arecplaza.jp) またはFAX(0268-21-4382)で
   お申込ください。