第243回リレー講演会(エネルギー)

Category: リレー講演会
■日時:2022年(令和4年) 4月14日(木) 13:30~16:40
■会場:Zoomによるオンライン開催
お申込みいただいたメールアドレスにZoomの招待URLをお送りします。
講演1                                
13:30~14:30
【演題】「世界の小型モジュール炉(SMR)開発の動向と原子力機構における取組」
講師: 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 
高速炉・新型炉研究開発部門 戦略・計画室 次長 柴田 大受 氏
概要: 既存の原子力発電より出力を数分の一以下に小さくした
小型モジュール炉(Small Modular Reactor: SMR)については、
カーボンニュートラル達成への貢献が期待され、世界的に開発が
進められている。
ここで、SMRとは総称であり、世界では様々なタイプの原子炉について
官民連携の下で開発が進められている。
また、原子力機構においても高温ガス炉、ナトリウム冷却高速炉について
研究開発を進めている。講演では、世界におけるSMR開発の動向と
原子力機構における取組について報告する。

講演2                               
14:30~15:30
【演題】「資源作物を利用した食とエネルギーの循環型社会の構築」
講師: 信州大学 副学長兼工学部長 物質化学科 教授 天野 良彦 氏
概要: 植物を代表とする独立栄養生物の固定化したエネルギーを利用する
ことは、持続的な発展にとって欠かせないと考えられる。
地球上で年間数千億トンも蓄積される植物系のバイオマスを活用する
技術には、周りの条件いかんで変換技術を種々選択して使うのが望ましいと
考えられる。今回は、活用する資源の状態から考えられる直接的な燃焼に
よる発電や、メタン発酵などによる発電などの技術を比較して紹介する。

<休憩10分>

講演3                               
15:40~16:40
【演題】「中小企業の守りの『省エネ』と攻めの『創エネ』の脱炭素化対応」
講師: 自然エネルギー上小ネット 上小地域協議会 会長 末広 繁和 氏
概要: 国連の気候変動を話合う会議COP26で深刻化する気候変動の防止は
2030年までの取組が重要と「決定的な10年間」と位置付け、1.5℃目標に
向かって世界が努力すると合意された。
グローバル企業や大企業を中心にサプライヤーに対して二酸化炭素の削減を
求める傾向が強まりつつあり、中小企業においても体制づくりが必要と
なってきた。守りとして「省エネ」によるエネルギーの削減、
攻めとして、「創エネ」と「再エネ調達」の体制づくりがある。
運用時の課題「環境と経営の両立」に対応する経営計画と直結した環境経営の
進め方を提案する。

■お申込みはこちら:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScqObgotd60zuaD2aYHIbeawQHT4zUSSfhAzk30Q_tO03AqiA/viewform?usp=sf_link">第243回リレー講演会申込フォームからお申し込みください。
■詳細:http://arecplaza.jp/skins/mysite/upfile/next_relay243.pdf
●お問合せ先 AREC・Fiiプラザ事務局 宛 
 または 電話(0268-21-4377) メール(mousikomi@arecplaza.jp) FAX(0268-21-4382)