第201回リレー講演会(環境・エネルギー分野)

Category: リレー講演会
■日時:平成30年5月17日(木) 14:00~17:00
      終了後 名刺交換交流会を開催
■会場:信州大学繊維学部内AREC(上田市産学官連携施設4階)

■信州大学繊維学部 応用生物科学科 教授
・長野県環境審議会会長 平林 公男 氏
【演題】「持続可能なまちづくりへの県・東信州の環境施策の特徴」
【概要】概要:第4次長野県環境基本計画が策定され、2018年から
5年間の長野県の環境施策の概要が固まった。
演者は第3次長野県環境基本計画策定にも携わっており、
今年度からはじめる基本計画の特徴について概要をお話しする。
また、上田市をはじめとする各市町村においても、地域の環境特性に
合わせた環境基本計画が策定されている。東信州においてエネルギー
施策などで全国的に見ても進んでいる佐久市の環境基本計画
(2018年から2027年までの10年間)についても併せて解説する。

■信州大学繊維学部 化学・材料学科
教授 浅尾 直樹 氏
【演題】「環境問題に役立つナノ材料」
【概要】東日本大震災に伴う福島原発の事故により、放射性物質を含む
大量の汚染水が発生しました。現在様々な吸着材を用いた放射性物質の
除去が進められていますが、使用済み吸着材は二次汚染物質として新たな
放射性廃棄物となるため、吸着材の吸着効率を向上させ、二次廃棄物の
発生を抑えることが強く求められています。
演者は独自に開発した驚くほど簡単な金属酸化物のナノ材料化技術を利用
して、吸着効率に優れたナノ吸着材の開発に成功しました。
本講演ではこの除染以外にもナノ材料の触媒機能や酸素吸蔵機能など
様々な特性について紹介します。

■株式会社 みやま(茅野市)
代表取締役社長 百瀬 真希 氏
【演題】「社員を幸せにする本来業務の改善」
【概要】CO2を削減することは本来業務の中のムリ・ムラ・ムダを改善
していくことが一番の近道です全員参加で環境活動を推進してきた
取り組みが企業体質の強化にもつながりました。
CO2削減を通して働く一人一人が明るい未来を思い描けるような活動と
してエコアクション21に取組んできた経緯を紹介させて頂きます。

■16:00~16:15 <休憩>

●二部 パネルディスカッション
■16:15~17:00 
 講師3名+企業4名のパネラー  司会進行:AREC滝沢コーディネータ
・企業事例紹介
1.アカネ工業株式会社 管理部兼社長室 室長 権田 一久 氏
【金属加工工場における圧縮空気等の省エネ改善事例】

2.宮原酸素株式会社 取締役/業務部長 宮原 英嘉 氏
【エア・ガスリーク診断サービスの事業事例】

3.松山株式会社 総務部 総務課 課長補佐 森 史彦 氏
【エコアクション21取組事例】

4.株式会社須藤物産 最高技術責任者 田中 明 氏
【省エネシステムや今後の農業用温室の ゼロ エネルギー化の
取組紹介他】・株式会社 クラフトワーク様同席

・環境・エネルギーに関する意見、討論

・参加企業(会場)からの質疑応答

■17:10~18:30  名刺交換・交流会

●お申込先 AREC・Fiiプラザ事務局 宛電話 0268-21-4377
メール mousikomi@arecplaza.jp またはファックス 0268-21-4382
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