第160回リレー講演会【工業デザイン・感性工学分野】

Category: リレー講演会
AREC・Fiiプラザより、第160回リレー講演会のご案内です。
■AREC・Fiiプラザ 第160回リレー講演会
■日時:平成26年9月18日(木) 15:00~18:00
■会場:信州大学繊維学部内AREC(上田市産学官連携施設4階)
■受講料:無料
■内容:
講演1:15:00~16:00
演題:「心地を科学する」
講師:信州大学繊維学部 感性工学課程 准教授 吉田 宏昭 氏
概要:毎日使っている靴、椅子、ベッドに触れると、色々なことを感じませんか?
感性工学では、この目に見えない心地を目に見えるようにして、
心地良さについて研究しています。
心電図や筋電図といった生理計測、行動や気持ちの変化といった心理計測、
コンピュータシミュレーションを用いて、心地や感性を理解し、
人間が良いと感じるモノを創っていこうとしています。
本講演では、歩く、座る、寝るといった人間の基本的動作に関する
感性計測と心地評価について紹介します。

講演2: 16:00~17:00
演題:「デジタルモノ作り時代におけるデザインの本質、製品の価値はどう変化して
ゆくのか!」
講師:ガク・デザイン・スタジオ有限会社 代表取締役 清水 学 氏
概要:3D-CAD/CAMそして3D-プリンターと、モノつくりにおける環境はめまぐるしく
変化している。
それらはあくまでも開発プロセスのための道具に過ぎない? 
いえいえ、モノの価値を変えるという意味であらゆる可能性を秘めています。
「人-問題解決-モノ」の視点から、UD、UX、サステナブルなどデザイン先端事例を
紹介しながら、今後デザインの本質や製品価値のあり方が
どう変化してゆくのかざっくりと述べたいと思います。

休憩

講演3:17:00~18:00
演題:「県工技センターの本分野の支援内容と事例紹介」
講師:長野県工業技術総合センター 環境・情報技術部門
   人間生活科学部 研究部長 宮嶋 隆司 氏
概要:長野県工業技術総合センターは、県内企業の皆さまに対する様々な技術的な
お手伝いを行っている長野県の出先機関です。
工業デザイン・感性工学分野についても、
多くの有用な試験計測機器や関係する保有技術を活用して、
各種の制度による支援業務を行っています。
デザイン検討に有用な3Dプリンターや、感性評価にも活用可能な
生体計測機器など最新の導入機器について、
また、地域資源を活用した商品開発に関るデザイン支援等を行う制度などの
ご紹介とあわせて、いくつかの支援事例についてもご紹介をいたします。

18:00~名刺交換会 参加費無料

■お申し込みについてはこちらをご覧ください。
http://arecplaza.jp/skins/mysite/upfile/next_relay160.pdf">
一般財団法人 浅間リサーチエクステンションセンター
(AREC・Fiiプラザ事務局)
担当 産学官連携コーディネータ  池田
TEL; 0268-21-4377  FAX; 0268-21-4382
E-mail; mousikomi@arecplaza.jp