第189回リレー講演会(環境・エネルギー分野)

Category: リレー講演会
■日時:平成29年4月13日(木) 14:00~17:00 
 ※終了後(17:00~)名刺交換交流会開催
■会場:信州大学繊維学部内AREC(上田市産学官連携施設4階)

・講演1 14:00~15:00
【演題】「廃棄物の処理とリサイクル」
講師:小柳産業株式会社 広報室長 香遠 英俊氏
【概要】循環型社会の構築が叫ばれる昨今ですが、弊社は上田市で
120年以上前からリサイクルを行って参りました。
産業廃棄物の処理を行う上で排出事業者の皆様のご理解と協力が
不可欠です。資源の有効活用と廃棄物の適正処理の為に
排出事業者様にお願いしたい事、ご提案などを中心に最近の廃棄物を
取り巻く法規制についてもご紹介いたします。

・講演2 15:00~16:00
【演題】「環境改善への生物材料の利用」
講師: 信州大学繊維学部 応用生物科学グループ
教授 森脇 洋氏
【概要】様々な環境汚染が社会問題となっている現在、
環境を改善する技術の開発は重要な意味を持っています。
さらに環境やエネルギーにできるだけ負荷の少ない環境技術が
求められています。生物材料の多くは生分解性を有することから
環境に与える負荷は低いと考えられます。
これまで私は、種々の生物材料を環境技術に適用すべく研究を
進めて参りました。本講演では私が開発した生物材料を利用した
環境技術について解説いたします。 

休憩

・講演3 16:00~17:00
【演題】「ソーラーシェアリングが解決する環境と農業の問題」
講師:株式会社ガリレオ 代表取締役  合原 亮一 氏
【概要】現在再生可能エネルギーの主力は太陽光発電であるが、
景観や防災上から大規模発電の適地が減少している。
また普及に伴い買い取り価格も下がっている。
一方で太陽光発電のコストは下がり続けており、
最も安価な電源となりつつある。温暖化防止にはさらに太陽光の設置を
増やすことが望ましい。解決策の一つがソーラーシェアリング
(営農型太陽光発電)であるが、学術的研究も少なく、経済性や
管理技術も確立されていない。実際の圃場におけるこれまでの
実験成果や研究について報告し、IoT技術による最新の管理手法などを
紹介いたします。

●お申し込み先 AREC・Fiiプラザ事務局 宛 
電話(0268-21-4377) メール(mousikomi@arecplaza.jp)
FAX(0268-21-4382)
http://arecplaza.jp/skins/mysite/upfile/next_relay189.pdf
下記をFAXまたはメールでお送りください。
テキストの準備等のため、なるべく事前申し込みをお願いします。